2019年9月12日木曜日

手作りウィンナーソーセージの作り方(2) ・・・ (百均等の材料で道具を創る)

手作りウィンナー 2


ウィンナーを作る為に道具を創る。
普通の人は道具を買いますが、私は道具をつくっちゃう人なので
道具を作るのもまた、楽しい。
脱線してます。

で、ソーセージメーカーを作る為に 準備したもの

1.材料

①ステンレスのタップねじ・・・家に有るやつ
②木の棒        ・・・家に有るやつ 大体 2cm×2cm×30cmぐらい
③500㎖の水筒     ・・・その辺の百均(ダイソーでもセリアにも売ってます)
④プラスチック製の漏斗 ・・・家に有るけど使わないやつ
あと写真にはありませんが、
⑤シリコンゴム     ・・・薄い板状のもの(百均のキッチン用品に売ってます)

⑥タコひも       ・・・構想で使うと思ってましたが、使いませんでした。


2.創り方

①ボトルのねじの部分を切り落とす。
 ソーセージメーカーの胴の部分になります。
ノコギリでギコギコ落とします。
切り口は結構荒くなりました。
ここには今後、手などでよくさわるので引っ掛かると痛いです。
なのでやすり掛けを丁寧にしました。

②ボトルの底部分に穴をあける。
最初に錐で穴をあけます。
 
次にドリルで穴をあけます。
 ※錐で穴を開けずにいきなりドリルを使うと樹脂の場合滑って怪我をすることがあるので注意が必要です。
ドリルの径については次に説明する漏斗の先っぽの径に合わせて穴をあけます。
隙間はなるべく無い様にしないとミンチがはみ出てしまうので。

③漏斗をカットします。
ボトルの内径より心持大きめにカットしてから、微調整で少しづつ小さくします。
ここでもノコギリで切り落としました。
ノコギリ便利です。
カットの後はこんな感じです。

④ボトルの蓋の部分を加工します。
中心部分に穴①をあけます。
そして、もう一つ穴①と外径の間ぐらいにも穴②をあけます。
 穴①の大きさはステンレスタップねじが通る穴径です。
 穴②は空気穴なので適当の大きさでOK

⑤シリコンゴムをカットします。

大きさはボトルの内径より大きめにカットします。

この時は少しギリギリすぎて実際の使用時には使い勝手が悪く、ミンチが少し漏れてしまいました。
次にもう一度創るなら若干大きめにしようと思います。
見えにくいですが、シリコンゴムの中心にもタップねじ用の穴をあけます。
また、ボトル蓋と同じように もう一つの穴(厳密には切り込み)を入れます。

⑥組み立てます。
 イメージはエンジン等のシリンダーのイメージです。
 中にひき肉を入れて、シリンダー部を押して漏斗の穴からひき肉を押し出す。


1)まずはカットしたボトルの中に漏斗を入れます。
この時、漏斗とボトルの内径に隙間が発生しない様に微調整してカットするのかポイントです。必要に応じて、やすり等で削るぐらいの感覚が良いかもしれません。

2)棒の頭にもタップねじ用の穴をあけて、
  棒・ボトルキャップ・シリコンゴムを タップねじで固定します。
  ボトルキャップの空気穴とシリコンゴムの空気穴はずらして固定です。

これらを組み合わせて完成です。
ポイントは
・漏斗の径とボトルの径を合わせる事
・ボトルを選ぶ際に蓋の径が内径に近いものが良いです。
・シリコンゴムを大きめに切る事(写真のシリコンゴムは少し小さすぎ)
・そして蓋とシリコンゴムに空気通り用の穴をあける事です。
 空気穴が無いと ひき肉を入れ押し切った後、シリンダー部を引っ張るときに戻せなくなります。(径の完成度が高いとシリンダー部を抜く事が出来なくなります。)

実際に使った感想としては、
棒の太さはこれぐらいが丁度良かったです。力を込めても折れる心配が無い太さです。


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