この前久しぶりに自転車を飛ばして買いに行きました。
最近 柔らかい角食の生食パンを続けて食べていましたが、なんだか無性にカリっとしたしっかりしたパンが食べてみたくなったのです。
私が20年ほど前、学生の頃に何度か、お土産で家族に買って帰っていました。
実家の場所は神戸の西の端、垂水区。
当時は今の様に情報が入りにくい時代でしたが、神戸市の東灘区岡本にあるこの店の名前は、垂水区にまで広がっていました。
チェーン展開をしているわけでもなく、本当に小さな町のパン屋さん
そんなお店の名前が神戸の西にとどろく理由。
それは、本当に美味しいから。
ただ、それだけです。
1.フロイン堂
以前にもかきましたが、神戸の人は本当にパンが大好きです。神戸港があり世界との玄関として、明治の時代から欧州の様々な文化の受け入れ窓口として発展してきた街です。
その中に、食文化としてパン食が入ってきました。
フロイン堂の歴史は、昭和の初期に初代店主が神戸にあるドイツパンの名店「フロインドリーブ」に勤めておりその、のれん分けで生まれたパン屋さんです。
その為、今でもカリっとした欧風のパンです。
最近の柔らかい生食パンとは一線を画すパンです。
(1)私の当時の食べ方
学生の頃は、この焼き立てのパンを購入後、急いで電車に乗って家に帰り、まだほのかに暖かいパンを5枚食ぐらいの厚さに包丁で切り、バターを薄くひと塗り。その上にほんの少しだけ、グラニュー糖をふりかけて ガブリ。
トースターで焼いていおらず、外側はカリカリですが、中はふわっとしています。
パンの味自体は少し塩っけが感じられますが、これぞ、『食パン』といった味でした。
この頃に私の中での美味しいパンの基準ができた為か、私はどちらかというと、最近の生食パン(生地柔らかく、甘目)も美味しいとは思いますが、毎日食べるきはしないパン。
毎日食べるならこういったパンって感じです。
2.焼き上がり時間
フロイン堂は量を追いかけません。いまだに手ごねをしているらしく、量を追わない町の中のパン屋さんなのです。
その為、手に入りずらいのです。
私は事前に電話して、まだある事を確認の上、予約をしました。
(1)食パンの焼き上がり時間
午後2時午後4時
ここのパン屋さんは昔の歌にある『朝いちばん早いのは パンやのおじさん』では無い様です。
事前に電話しておくと確実に手に入ります。
(2)値段
食パン1本 840円(税率8%の時です)半分や、1/3でも売っています。
自分で好みの厚さにきるタイプです。
今回は軽くトーストしてバターを塗ってシンプルに食べました。
当時と同じ味(と思う)。
やっぱりこれぞ毎日食べる『食パン』飽きがこないけど美味しい味です。
3.場所
フロイン堂さんは岡本の街の住宅街の中にある 本当に小さなパン屋さんです。(1)車
車で直接行かないほうが良いです。(店の前に車を止めるなんてできません)車の場合は近くのパーキングに駐車をして
(2)電車
1)阪急電車 岡本駅を降りて少し南に坂道を下ると右に曲がれる小路があります。右に曲がると昔ながらの懐かしいガラス張りの店を見つける事ができます。
2)JR 摂津本山駅液を降りると北にでて、国道を渡り坂道を上ります。
その後、ドラッグストアを超えてほんの少しだけさらに歩くと左に曲がれる小路があります。
東灘の美味しいパン屋さん フロイン堂
白地に青色のシンプルなデザイン袋