2018年12月19日水曜日

ネイチャーストーブの自作(2)

1.ネイチャーストーブの自作

今回は写真が多くなりますが、私が作成したネイチャーストーブ1号の紹介をしたいと思います。

(1)部品の紹介

1)全てのパーツ

左上から順に
①まとめ用+その他に使うトレー …1枚
②ステンレス製 網         …1枚
③薪用ステンレス製のゴトク 1個  …1枚
④底板               …1枚
⑤ストーブ用 ゴトク        …一組
⑥脚部になる側壁          …2枚
⑦二次燃焼用 内壁         …2枚
⑧二次燃焼用 外壁         …2枚
材料は基本的に『セリア』さんで購入しました。
全部で百均のトレーを9枚、ステンレストレー用網 1枚、+コーナンで購入したステンレスの網 1枚
大体1,500円くらいですかね。
買った方が安かったかも…

2)重ねてまとめると

まとめるとこんな感じです。
大きさはA4用紙位です。
厚みは大体1.5cmぐらいです。
いずれは適当な袋に入れて携帯する予定です。
重さはちょうど 1kg
以外と重いかな?

でもリュックの中に板状にして入りますので、場所は取らないと思います。
あくまでも携帯性が高いものを狙いました。

3)設計時のポイント

①二次燃焼のために、空気の加温室をどのように作るのか、また、加熱された空気をどのように供給できるようにするかを考えて設計しました。
②キャンプ地では部品等を無くすと大変ですので、クリップなどの使用は極力控えるようにするため、穴をあけての組み合わせ方式としました。

切ったり、曲げたりしてますが、なるべく強度が落ちないようにしています。
 ※ダッチオーブンも乗せれます。

(2)組み立て

ねじ・クリップ等は使用せず全部組み立て方式です。

1)側壁と内壁を組み合わせます。

材料④底板⑥脚部になる側壁⑦二次燃焼用 内壁を組み合わせます。
二次燃焼用酸素の供給穴が開いているのがわかります。

2)外壁を組み合わせます。

材料⑧二次燃焼用 外壁を組み合わせます。
下に空気の吸入穴が見えます。

1.5)内壁と外壁を合わせた感じ


トレー部分の凹凸を形状を利用して二次燃焼用の空気を温める加熱室を作ります。
又、煙突効果により燃焼部分の薪が燃える構造となっています。
底には③薪用のゴトクを引くことで薪に酸素が供給される様にしています。

3)ゴトクの組み合わせ

⑤ストーブ用 ゴトクを組み合わせます。

これで一応完成形です。
ゴトクの上に②ステンレス製網 を引くと 肉を焼けたりできます。

又、このゴトクの上に①まとめ用+その他に使うトレーを設置して 鉄板焼きにするのも手です。

(3)強度

ゴトクの上にダッチオーブン(中に水入り)を乗せてもまったく問題ありません。


上に乗せたのは、今回購入したてのニトリのダッチオーブン(内寸24㎝)です。
重量は 約5.36kg + 水
薪を燃やして燃焼熱での変形ってあるのかな?
この点だけが少し心配です。

=ニトリダッチオーブンのスペック=

①重量 約5.36㎏
②大きさ 巾29.5㎝×奥行25.5㎝×高さ14.4
③1年の保証付き ってどんな保証なんでしょうか?
 一点づつ手作りのため、大きさ・重さにバラつきがあるらしいです。 
底に足がないタイプのため、家庭用のガスコンロでも使用できます。


ネイチャーストーブの燃焼実験はこちら






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