1.テントキャンプのきっかけ
(1)久しぶりのテントキャンプ
今年の春休み4月初旬に、息子と二人で久しぶりのブッシュクラフト的なキャンプに行ってきました。少しでもブッシュクラフト的な雰囲気を出すために、立ち釜戸をつくって焚火を行いました。
私は子供の頃、ボーイスカウトに入っており、昔のアウトドア関連の知識が頭の片隅に残っているおっちゃんです。
大学生の頃にはバイクで冬でもソロでキャンプに行っていました。
最近のテントを張るスタイルのキャンプについてはあまり調べておらず、どのようなものが流行っているのかよくわかりませんが、めんどくさ~と思いながらも、まぁ久しぶりにテントを張るキャンプにでも(実際はテントではありませんが)行ってみるか。
最近のテントを張るスタイルのキャンプについてはあまり調べておらず、どのようなものが流行っているのかよくわかりませんが、めんどくさ~と思いながらも、まぁ久しぶりにテントを張るキャンプにでも(実際はテントではありませんが)行ってみるか。
って感じで、重い腰を挙げました。
長男も、小学3年生の夏休みの時に、子供心の幼い冒険心に火を焚きつけて、自転車で淡路島周遊三泊四日テント生活の旅を経験させていたせいか、久しぶりのアウトドアライフに多少の憧れもあったようです。
嫁と娘は 男どもにほったらかされて、
「娘と二人で暇や~、二人で女子会でどっかいくからお金頂戴」
とか、
「男二人だけで行くキャンプに掛けた金額分をこっちにも還元しろ~」
や、
「女子二人は、清潔なトイレと風呂とクーラーが付いているリゾート的なバンガローみたいな所で、男二人はその駐車場にテント張れば~。」
など、ブースカ文句ばっかり言っています。
女子二人は虫が根本的に嫌いな為、一緒に来てくれません。(ついてこれません。)
今回の様なサバイバル度が高いキャンプはあくまでも、男だけの楽しみとして割り切ってみました。
家のそばの某裏山で
2.キャンプでしたこと
(1)テント
大人二人用のテントを持っていません。
久しぶりのキャンプで夏に野宿はつらいので、今回は網戸付きのサンシェード(夏の日よけ用、風が吹き抜けます)にタープをフライシート替わりにして使いました。
今回は徒歩で移動し、少し山を登る事にしたので荷物を減らす為、最低限で行きました。
今考えればタープのポールは現地調達すればよかったので、いらなかったと思います。
久しぶりのキャンプで夏に野宿はつらいので、今回は網戸付きのサンシェード(夏の日よけ用、風が吹き抜けます)にタープをフライシート替わりにして使いました。
今回は徒歩で移動し、少し山を登る事にしたので荷物を減らす為、最低限で行きました。
今考えればタープのポールは現地調達すればよかったので、いらなかったと思います。
(2)立ち釜戸
プリムスの携帯コンロも持って行きましたが、やっぱり行くなら焚火がしたかったですし、焚火を利用して色々楽しみたかったので立ち釜戸を久しぶりに作りました。
立ち釜戸の大まかな作り方は下の図の通りです。
立ち釜戸の作り方。
1)使用した材料
①山の中にあった、折れた枯れ枝や、竹林の中にあった倒れて枯れた竹ⅰ長さ150㎝ぐらい 太さ3~4㎝の枝を4本
ⅱ長さ100~120㎝ぐらい 太さ 3㎝の枝を3本
ⅲ長さ150㎝ぐらい 太さ 適当の枝を2本
ⅳ竹 直径15㎝ぐらいの孟宗竹 1本(長さ 70㎝位に切って 割ります)
※私は座って火の作業をしますので、高さは120㎝、釜戸の床の高さは15~20㎝をイメージして作ります。写真参照。
ボーイスカウトでは立ったまま火をさわりますので、床の高さは70~80㎝土を盛って90~100㎝位です。
②百均で買った麻紐(針金で代用可能)
※ロープワークに自信がなく、結ぶのが難しい方は、代用の針金で縛るのも手です。
針金だと後始末が困る(金属は自然に帰りません)ので、私は麻紐を使用してます。
③新聞紙(落ち葉で代用可能)
横木(今回は竹を使用)の上に土を盛りますが、土が隙間から落ちるのを防ぐために新聞紙を敷きます。
適当な材料がないからと言って、まだ生きている木や竹は伐採しない様にしましょう。
又、私有地の枝や木は勝手に使用しないようにしましょう。
※台風や大雨が降ると適当な木が倒れたり折れたりしてます。
(3)作り方
1)手順1
Aフレームと呼ばれるA型の形に材料を三角形に組んで、紐やロープで結びます。材料①の枝2本、②の枝1本を使用します。
下側二か所は『筋交い縛り』。上側一か所は『はさみ縛り』で結びます。
これを二つ作ります。
私は座って火の作業しますので、横木は15~20㎝位の高さで作ります。
2)手順2
次にAフレームを二つとも立てて、横木を渡して紐で結んで固定します。この時上側の横木も紐で結ぶと頑丈になります。
取り外しを考えている人は 下側の二本で渡して固定します)
(今回は息子に手で支えて貰いました。一人で作る場合は、Aフレームに対して横から
支える木を仮で結んで自立させて横木を固定すると一人でも作る事ができます。)
3)手順3
上から見ると長方形ができていますので、対角線上に③を取り付けて固定します。この枝は力があまりかからないので、ある程度細い枝でも問題はないと思います。
4)手順4
割った竹を横木に並べてます。※竹が手に入らなければ、細い枝をたくさん並べます。
5)手順5
竹の上の新聞紙を敷きます。これで竹と竹の隙間を無くします。※新聞紙がいやな場合は枯草等を引き詰めます。この場合も隙間をなくします。
6)手順6
上に土等をかけます。厚さは大体5~10㎝くらい引き詰めます。これで立ち釜戸が完成します。
釜戸の床面高さは、大体30㎝位になります。
(横木の高さ 10~15、木や竹の厚み、盛った土の厚み 10㎝)
今回は盛った土が砂に近かく、時間と気力があまり無かったので、平らに均して、木を組み上げて速攻で火をおこしましたが、粘土等の粘り気の有る土なら、釜戸の形を作ったりすれば、燃費が良くなったり、より火の管理が行いやすくなります。
十数年ぶりに立ち釜戸を作りましたが、きちんと縛る事でぐらつきを無くすことができ、
まぁまぁ納得できるモノができました。
今回は、この立ち釜戸を利用して、鳥肉を焼いたり、燻製をしてベーコンを作ります。
続く。
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