1.キャンプでのノコギリについて
今回久しぶりにブッシュクラフト的なキャンプに行きましたが、今回持参したノコギリは使い勝手がいまいちでした。家に有ったのは、DIY用のノコギリしかなく、その中で携帯できそうなのは、挽廻し用のノコギリしか有りませんでした。
このノコギリをキャンプの現場で使ってみると、力を入れた際に刃が曲がってしまいました。
やはりキャンプでは、ある程度刃がしっかりしている剪定用の折り畳み式のノコギリが便利だと思います。
剪定用のノコギリは刃が大きく、切り口の仕上がりは荒いですがその分早く切る事ができます。キャンプでは切り口の仕上がりは関係ありません。
今後もキャンプに数回行くのであれば、ある程度はしっかりしたノコギリが必要であると実感しました。
アウトドアライフって疲れると次の作業が億劫になる為、疲労を減らす道具は大事です。
2.キャンプでのノコギリの必要性・重要性について
(1)長さをそろえる為
細い枝であれば、手や足の力を使って任意の長さに折る事ができますが、枯れ枝でも4㎝を超えると、簡単には折れず、逆に苦労してしまいます。無理をすると本当に思わぬ怪我をすることがあります。
力任せに折ると狙ったところできれいに折ることができず、立ち釜戸などの材料をそろえる際や、コンロの大きさをオーバーする事があり、に非常に苦労します。
※適度な長さに切る必要性。
1)立ち釜戸などの材料にする枝の長さをそろえる。
長さが異なると作成する際にバランスが崩れて結びにくくなります。しっかりとした強度を保つためにも、作成時のバランスが必要なので、同じぐらいの長さの材料が欲しいものです。
2)薪の長さをそろえる。
最近は直火を避ける為に、様々なストーブが販売されていますが、はみ出たりしないようにするためには同じ位の長さにしておいた方が、便利です。
燃やしてしまえばよいと考える方もおられますが、木は意外と燃えるのに時間がかかり、また、自分の理想とは異なる燃え方をする事がしばしばあります。
(2)鉈や手斧・ナイフで切る事はできるのか
鉈や手斧を使用した場合、切るという表現よりも実際には砕き削るといった表現の方が正しいと思います。漫画の世界の様にスパッとは実際には切れません。鉈や手斧の使用に慣れた人なら枝を切る事も出来ますが、不慣れな人が力任せに扱い、正しく使用しないと思わぬ怪我をします。
キャンプ地で鉈・手斧で怪我をした場合流血を伴う大怪我となる事があります。キャンプ場の立地にもよりますが、すぐに病院へはいけません。
携帯用のファーストエイドセットではせいぜい出血を抑える事ができるていどです。
自身もボーイスカウトの頃にキャンプ中、朝の薪割の際に油断して鉈で指を切り病院で2針ぬう痛い思いをした経験済みです。
その時は指の止血点を抑えると本当に血が止まる事を実体験で知る事ができましたが…。
ナイフでも切る事は出来ますが、厳密には削って細くして折る事になると思います。
(3)携帯性について
地面に落ちた枯れ枝は天候次第では湿気ていて着火に苦労したり、中がスカスカになっていたりします。なので、私は立ち枯れの枝や、風や降雪等で途中で折れているが、地面に接していない枝などに狙い目をつけて探します。
適度に乾燥して、薪・ブッシュクラフトの材料にしやすいでのです。
※材料として粘り気が必要の場合は、この限りではありません。
ただしこういった美味しい材料は大抵、テントサイトのそばにはなく、ある程度探索して見つけることとなります。
その場で、テントまで運ぶ際に運びやすいように事前に枝を落としたり、適度な長さに調整したりしてせねばなりません。
刃がむき出しのノコギリだと刃が、衣服に振っかかったりするので不便です。そのため、刃を折るタイプの携帯ノコギリがあれば、その場で枝払い以外に必要な長さに切り取る事もでき、重宝します。
3.キャンプ向けノコギリの動向
ネットで調べると、最近では株式会社 ユーエム工業 社製で折り畳み式の
”シルキーゴムボーイ”
や、
”シルキーポケットボーイ”
が使い勝手が良いと評判のようです。
一押しといって過言ではないかもしれません。
金物の町 兵庫県小野市で生産されたブランドで海外の園芸農家の方にも評価されている道具です。
日本のブランドが海外でも評価されていると嬉しいですね。
値段はネットで 2,100~2,700円前後。
でもなんか見た目がごっついんですよね。
4.ノコギリの自作
兵庫県民として、皆さんに評判の ”シルキーゴムボーイ”や”シルキーポケットボーイ”を購入しようかなと思いましたが、見た目がごっつくてなんだか、アウトドア用のノコギリではないんですよね。なので、私はいっそ自分で気に入ったものを作ろうと考えました。
(1)ホームセンターで見つけたもの
ホームセンターで替刃のみの販売がある事を知ったからです。(株)高儀 シャークソウ 庭師125㎜ 替刃 約550円
新潟県の三条市にある金物に携わる会社です。
燕三条の辺りにはアウトドアブランドも多く、なんかピーンと来てしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿